2月全校朝会

 今朝は、全校朝会と表彰式が行われました。3学期も既に半分が過ぎ、3年生にとって進路決定と卒業を迎える重要な時期となり、また1、2年生は1年のまとめと次の学年につなげる重要な時期となりました。そこで校長先生からは、全校生徒がこの重要な時期にいろいろな事に挑戦し、充実した時を過ごせるよう、米沢藩9代藩主、上杉鷹山の「為せば成る為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりにけり」という言葉が紹介されました。この言葉は「どんなことでも強い意志を持って行えば実現する、結果が得られないのは成し遂げる意思を持って行動しないからだ」という意味になります。上杉鷹山は、この言葉通り、江戸時代の半ばころに、次々と困難に立ち向かい貧しい米沢藩を見事に立ち直らせていきます。自分自身も人々と同じ質素な生活をして、人々のために身を粉にして改革を行います。その業績は偉大であり、感動するエピソードもたくさんあり、アメリカのケネディ元大統領が最も尊敬する日本の政治家として上杉鷹山の名前を挙げたのも納得されます、と紹介されました。
 そして最後に、この 大切な3学期、残り半分ありますが、できない言い訳を並べるのではなく、「為せば成る」この言葉を覚え、自分自身を叱陀激励して残りの3学期を充実した日々にしてほしいと話されました。