3学期がスタート!
本日から3学期が始まりました。冬休みを終え、元気な生徒の姿が再び学校に戻ってきました。今日の始業式では各学年の代表生徒から新年の抱負や3学期の目標と、校長先生からの講話がありました。3年生代表者生徒からは、「体調を整えて受験に取り組み、3年生全員が笑顔で卒業を迎えられるように、みんなと頑張りたいです。」と決意などが述べられました。
(以下校長講話の内容)
みなさんおはようございます。また、新年明けまして、おめでとうございます。充実した年末年始を過ごせましたか。元気なみなさんの顔を見られて大変うれしく思います。
さて今日は、新年にあたり「まずは行動」というお話をします。こんな言葉を聞いたことがあるかもしれません。
『夢なきものに目標なし』 『目標なきものに計画なし』 『計画なきものに行動なし』『行動なきものに成果なし』
人は皆、未来の自分に対して夢や希望を持っているものです。この夢を少しでも実現させるためには、まず自分なりの行動目標を持つものです。当たり前のことですが、目標とは、夢や希望などがない状況からは生まれてこないのです。この目標を達成したいとの思いが強くなってくると、そのための方法や計画を考えるようになります。
例えば、サッカーの大会に臨むとき、試合に勝つために、計画を立てて準備や練習をしますね。目標を立てて、それを達成するために計画にそって努力しますね。ボールコントロールのような小さな事からゲームプランのような大きな事まで計画をするかもしれません。夢をかなえるための方策を焦点化していきます。そして、現在の自分の状況を捉え、行動に移していくようになるのです。
夢や希望を持つことは大切なことだと思いますが、この「行動を起こす」こともとても大切です。よく「心が変われば、行動も変わる」といいます。これは真実だと思いますが、この逆もまた真実であると考えます。つまり、「行動が変われば、心も変わる」ものなのです。行動・挑戦することで、物事の道理に気付き、目指す自分像も明らかになってきます。ですから、目標がないからとか、やりたいことが分からないからと立ち止まっているのではなく、目の前にある課題をやってみることから始めてみてください。
令和4年が始まりました。まだ、まだコロナ禍の中で大変ですが、「明日から頑張ろう」などと行動を先送りにするのではなく、今から、力強い一歩を踏み出し、自分を伸ばすための行動を起こすよう心掛けてください。