「一念、岩をも通す」~2月朝会校長講話より~

 今朝は、全校朝会が行われました。新型コロナウイルス感染症対策として、体育館で一堂に会す形態でなく、校内放送により開催しました。

 校長先生からは、2つのお話がありました。

 はじめに、124年ぶりの2月2日の節分にちなんで、その由来について次のようなお話がありました。「昔から魔物や悪事は季節の変わり目に出やすいと考えられており、季節を分ける節分に魔物を追い払おうと豆まきの風習が広がりました。豆まきの時に『福は内、鬼は外』と言います。『鬼』というのは、欲張ったり、さぼったり、といった人の心に住んでいる悪い気持ちを指していると言われています。是非、節分をきっかけにして、『心の中の鬼』を追い出し、充実した生活を送ってください。」

 続いて、「一念、岩をも通す。」という格言を紹介されました。この格言は一念をもって射た矢が刺さるはずのない硬い岩に見事に突き刺さったことから、『強い信念をもって必死になって物事に当たれば、どんな事でも成し遂げることができる』ことを教えてくれます。校長先生は「3年生の公立校受検を控えた皆さんは、ぜひ、『一念、岩をも通す』の気持ちを持って高校入試に臨んでください。『必ず合格する』その一念を武器に立ち向かって下さい。そして1,2年生の皆さんも3年生の後ろ姿から『強い信念をもって必死になって取り組む』ことの大切さを噛みしめて,学校生活を送ってください。」と話されました。

 期間も短く、コロナ禍の3学期ですが、城南中学校の生徒の皆さんが充実した時間を過ごすことを期待しています。