後期人権朝会
今朝は、体育館で人権朝会が行われました。
前半に、各学年の代表者から人権作文の発表がありました。樋口さんは、「性同一性障害」を、正田さんは「新型コロナウィルス感染症」をテーマにした作文を発表してくれました。小森さんは、障害を抱えながらも明るく生き抜いたおばあさんの姿から学んだことを発表してくれました。どの生徒の発表も、たいへんすばらしく聞いていて感動しました。
後半の校長先生の講話では、「わたしのせいじゃない―せきにんについて―」(レイフ・クリスチャンソン 文 にもんじまさあき 訳 ディック・ステンベリ 絵 岩崎書店)という絵本の紹介がありました。この絵本には、「ひとりの子」を14人でいじめていたにもかかわらず、「見ているだけだった。」「ほんのすこしたたいただけ。」などと、自分の事だけを考え、自分のせいじゃないと言い逃れている様子が描かれています。校長先生からは、絵本の中の「ひとりの子」のような思いをする子をなくすには、どうしたらよいかについて話されました。そして最後に、この人権週間をきっかけにして一人一人が自分の心をさらに成長させることを期待していると話されました。